2013年7月29日月曜日

イベントレポート 食育チーム“親子料理講座”


2013年6月23日、食育チーム~Food Station かしわ~は、1月のマザーズカフェに続き柏市立十余二小学校でイベントを実施しました。今回も、十余二小内のボランティアグループ「十余二わくわく会」との協働企画です。
この日は、参加16組の親子の皆さんと一緒に、お弁当作りをしました。
 
 


Food Station かしわ~メンバーの農家、今村直美・細渕有里の畑“わが家のやおやさん 風の色”でとれた新鮮な野菜をはじめ、お米など食材はすべて地元柏産。お弁当箱はそれぞれ自宅から持参したMyお弁当箱。子どもたちも、今日は自分でお弁当をつめます!

 

メニューは、トマトごはん・人参とズッキーニのフリッター・塩麹の温ポテトサラダ・和風ピクルス・人参の空煎り蒸し煮。野菜の下ごしらえなど、事前準備に朝早くから十余二わくわく会のみなさんと~Food Station かしわ~メンバーが集まりました。
 


 
 はじめに、食育チームリーダーで「わくわく会」スタッフでもある二瓶が「美味しくて楽しい時間を過ごしましょう!」と挨拶をした後、フードコミュニケーターの森脇菜採が、野菜の調理のコツを、実演を交えて皆さんにお伝えしました。野菜に塩を加えて少量の水で蒸しあげる「空煎り蒸し煮」など、素材の持つ力を活かした調理法に「目からウロコです!」との声が上がりました。子どもたちも、トウモロコシやジャガイモ、玉ねぎなどの皮をむいたり切ったり、火にかけたり、楽しみながら料理に挑戦しました。
 
 
 

お友だちとワイワイお話しながら、お母さんから教えてもらいながら、和気あいあいとした空気が家庭科室に広がります。そして、できあがったご飯やおかずをお弁当箱につめるときは、みんな真剣そのもの。


 
  

自分で工夫してつめたお弁当、みんなそろって「いただきます!」♪普段はちょっと苦手な人参や、あまり口にしないズッキーニを「おいし~い」とパクパク食べる子どもたちの様子に、保護者の皆さんもびっくり。おかわりをする子もたくさんいました。
 

 
  

試食の間に、森脇より柏の農業についてもお話ししました。身近にある畑や田んぼで採れた食材を使ってお弁当を作り、生産者と一緒に食べるひととき。近郊農業が盛んな柏の「食」の魅力を実感することができました。

 

デザートは、柏の農家さんが十余二小に貸してくださったブルーベリーの木の実を摘んで冷凍したもの。大粒で甘く、シャキシャキとしたさわやかな触感が口の中に広がります。



 

ブルーベリーをいただきながら、風の色の今村・細渕によるクイズタイム。イラストや、畑の野菜を見ていただきながら、野菜の種類や育ち方についてのクイズを出しました。


普段見慣れている野菜にも、意外と知らないことがたくさんあり、大人も子どもも一生懸命考えました。最後に「レタスのなかまはヒマワリ」と難問に見事正解したお子さんには、野菜のプレゼントが手渡され、会場は大いに盛り上がりました!

 




終了後のアンケートに、保護者の方から「美味しく楽しい時間が過ごせました。また家で再現したいです」等の感想が寄せられ、子どもたちからも「やさいのことがわかってたのしかった」「自分でつくったごはんはおいしかったです!!」との声があり、スタッフ一同充実感を味わうことが出来ました。
夏休みのお出かけなどの際などに、ぜひまたご家庭でお弁当を作っていただけると嬉しいです。


 

この日もマザーズカフェに続き、柏市保健所地域健康づくり課より職員の方がご参加くださり、事前準備からご一緒してくださいました。心よりお礼申し上げます。また、熊谷校長先生はじめ学校のご支援にも、感謝申し上げます。ありがとうございました。親子のつながりと学校・家庭・地域のつながりを感じることのできた、温かな一日でした。

 

Food Station かしわ 二瓶陽子)